こんにちは。MIOS(マイオス)です。

「つくっては壊す」というフロー消費型の社会から、「いいものをつくって、 きちんと手入れして、長く大切に使う」というストック型社会を目指すため、MIOSでは、国が認可する『長期優良住宅』を標準化しています。

先日お話した断熱性(UA値)に続いて、C値・計画換気について前編・後編に分けてご説明させて下さい。
本日は、住宅の気密性を中心にお話させて頂きます。

14住宅の気密性能を表す『C値』

C値とは、住宅の気密性能を表す数値のことです。
その家の面積に対して、どの程度のすき間が存在するのかを表した数値 (小さい数値の方が、気密性能が良い)になります。

「気密性能がどうして大切なのか?」については、機密性能が低いと(≒家にすき間があると)どんなデメリットがあるか見ていただけるとわかりやすいと思います。

・冷暖房効率が悪く、外気温の影響を受けやすくなる
・屋外の湿気が住居内に入ってくるので適切な湿度管理が難しい
・花粉やホコリ、害虫など の侵入を許すことになる etc・・

住宅会社を選ぶ際には、気密測定を行っているかを尋ねてみて下さい。
この問いに、具体的なC値を回答できない場合は、機密性能に不安があるかもしれません。

MIOSでは、一般的な住宅の基準よりも気密性にこだわり、0.6以下の実現をお約束しています。
(この数値は寒冷地の基準よりも高気密です)

高気密・高断熱住宅のメリット

前回のコラムで、「高気密と高断熱はセットで考える」とお話しましたが、高気密と高断熱が実現した住宅には多くの利点があります。

特にメリットを感じて頂きやすい点は、

1)暖冷房費が削減できること(省エネ)
2)家全体の温度差が小さくなり、ヒートショックの影響が減ること
3)窓、壁などの結露がおきにくく、カビ、ダニの発生を抑制できること

です。

※過去コラム:断熱性(UA値)についてはこちら
https://mios.design/blog/231003/

開口部や外壁、屋根、床などから逃げ出す熱量を抑えることができるので、“魔法瓶”のように、暖冷房費を減らすことができるのです。
(光熱費の上昇する昨今では、燃費の良い家としても評価が高まっています)

これまで日本ではヒートショックによる死亡率が、諸外国に比べ極端に多かったのですが、家の中の温度差を無くすことには、ヒートショックを予防する効果もあります。

次回後編は、さらに快適な住環境を整えるための、『計画換気』についてお話させていただきます。

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