こんにちは。MIOS(マイオス)です。

「つくっては壊す」というフロー消費型の社会から、「いいものをつくって、 きちんと手入れして、長く大切に使う」というストック型社会を目指すため、MIOSでは、国が認可する『長期優良住宅』を標準化しています。

本日は、計画換気についてご紹介させて下さい。

■MIOSの住宅性能~C値・計画換気について【前編】はこちら
https://mios.design/blog/231114/

■関連コラム:断熱性(UA値)について
https://mios.design/blog/231003/

 

家づくりに大切な、計画換気とは?

計画換気とは、換気装置などを用いて、住まいの空気の流れを、計画的にコントロールするシステムのことです。
住宅内で空気の流れを明確にし、必要な量の新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を排出することで、家の空気を快適な状態に保ち、温度・湿度をほぼ均一に保つことが出来ます。

「C値・計画換気について~前編」でお伝えした高気密な家では、自然換気のみに頼っていると換気が不足してしまい、汚れた空気が充満してしまいます。高気密と換気は、セットで考えなければなりません。

 

計画換気には、第一種(同時給排型)、第二種(加圧排気型)、第三種(減圧排気型)の三種類があります。

現在、日本で高気密な住宅に使われているのは、一台の換気扇から分配したダクトで、必要部位ごと設定した排気量に基づいた排気を行うものです。第三種が多いです。

※第三種換気は、一台の換気扇から分配したダクトで、必要部位別から設定した排気量に基づいた排気を行います。取り入れた空気は、居室からドアの下のアンダーカットを通り、廊下などを経て、トイレや浴室などから排気されます。

 

ショートサーキットを避けて、効率的な換気を実現

気密性が中途半端な家や、給気口と排気口の位置が近すぎる場合、狭い範囲で空気が循環してしまうショートサーキット(短い循環)現象が発生してしまいます。

せっかく取り込んだ新鮮な外気が、行き渡ることなく、そのまま排出されることを避けるためには、給気から排気まで、空気の流れをしっかりと設計することが肝要です。

計画換気に配慮した高気密住宅には、
・室内温熱環境の維持
・省エネ
・断熱性能の低下防止
・結露の防止
といった、さまざまなメリットがあります。

ここまで、断熱性能・気密性能・計画換気についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
これから家づくりをされる方に、MIOSの住宅性能について少しでも知っていただけたら幸いです。

 

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