こんにちは。MIOS(マイオス)です。
これまでにMIOSが設計・施工を手掛けた住宅の中から、特定の場所(キッチン、子ども部屋など)にエリアを絞って完成時の写真をご紹介していきます。
今回は『書斎・スタディスペース特集』をお届けします。
過去ご紹介した特集はこちら
■洗面エリア特集
■TVボード特集
■キッチン特集
■ランドリー特集
■トイレ特集
■玄関アプローチ特集
■照明特集
■外観特集
■和室特集
■夕景特集
■シンボルツリー特集
■ヘアサロン特集
■アクセントタイル特集
■階段特集
■吹き抜け特集
■寝室特集
■廊下特集
■パントリー特集
暮らしに寄り添う“ちょっとした”空間づくり

在宅ワークの定着や、子どもの学習環境の見直しが進む中で、新築住宅の間取りにおいても「書斎」や「スタディスペース」への関心が高まっています。
ひと昔前であれば、書斎というと本格的な個室を想像する方も多かったと思いますが、近年ではコンパクトでフレキシブルなスペースが主流となり、廊下やリビングの一角、階段下などの余白を活かしたミニ書斎が多くなってきました。家族それぞれが使える共有スペースとしてのスタディコーナーも増えています。
子どもの学習スペースとしては、リビングやダイニングの近くに設けることで、家族とのつながりを保ちながらも集中できる環境を確保することができます。
(孤立せず安心できる場所で勉強ができるため、自然と学習習慣が身につきやすいというメリットも)
スタディスペースをどこに配置するかは、設計の中でも非常に重要です。
寝室横に設けるプライベート重視タイプだけでなく、階段下や廊下の突き当たりを利用するスペース活用タイプ、リビングの一角に設ける見守り重視タイプなどいくつかの傾向があり、MIOSでは空間の役割と、人との距離感を意識して、使い勝手の良いゾーニングを心がけています。
個室型の書斎にありがちなのが、「快適すぎて引きこもりたくなる空間」になってしまうこと。
安心感は必要ですが、家族とのコミュニケーションが取りづらくならないか、打ち合わせを重ねます。
扉で仕切らず、セミオープンな設計にすることで、程よい集中と家族とのつながりを両立させることも可能です。
小さくても「自分らしく」過ごせる場所への工夫
スタディスペースの広さ・明るさについては、小さなスペースとはいえ、最低限の作業が快適にできる寸法を確保することが求められます。
椅子を引くスペースや、機能的な収納計画についても初期設計段階から盛り込むことで、限られたスペースを効率的に生かすことができます。
手元の明るさについては、昼間の自然光をとれる窓際に設置できるのが理想ではありますが、適切な照明を確保することで集中力を高め、目が疲れにくい環境を提案しています。
リビングの近くに設ける場合、テレビの音や兄弟の声などで集中できないということも起こりがちです。
壁の厚みや素材で防音性を高めたり、正面に壁をつくり、視線が抜けないようにしたりといった工夫を行っています。
最近のトレンドは、秘密基地のような空間。子どもにも大人にも人気で、使い方を限定しないマルチスペースとしての設計も増えています。
「普段はスタディスペース、来客時には収納スペースに」
「日中は子どもの学習に、夜は親の在宅ワークに」
時間帯や用途に応じてフレキシブルに使える設計と、インテリアの一部として成立するデザインをMIOSでは心がけています。
湖西〜菊川 デザイン住宅のMIOS
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