こんにちは。MIOS(マイオス)です。

これまでにMIOSが設計・施工を手掛けた住宅の中から、特定の場所(キッチン、子ども部屋など)にエリアを絞って完成時の写真をご紹介していきます。

今回は『造作家具特集』をお届けします。

過去ご紹介した特集はこちら

■洗面エリア特集
■TVボード特集
■キッチン特集
■ランドリー特集
■トイレ特集
■玄関アプローチ特集
■照明特集
■外観特集
■和室特集
■夕景特集
■シンボルツリー特集
■ヘアサロン特集
■アクセントタイル特集
■階段特集
■吹き抜け特集
■寝室特集
■廊下特集
■パントリー特集
■書斎・スタディスペース特集

空間との一体感と「作り込みすぎない」デザイン

家づくりをおこなう際、間取りや建材選びに比べて「家具の計画」はどうしても後回しになりがちです。

MIOSでは、その家での暮らし全体をデザインするために、家具計画について現在お持ちの家具や、新居でどんな棚や机が必要になるかを、設計段階から一緒に考えていきます。
家具計画では、造作家具（既製品ではないオーダーメイド家具）のご相談が増えているため、造作家具の魅力と注意点について、プロの視点からまとめました。

造作家具の魅力は、空間にぴったりとフィットする家具によって、住まい全体の完成度がぐっと高まることが一番に挙げられます。
単に見た目が美しいだけではなく、住む人の生活スタイルに合わせて暮らしを「使いやすく整える」手段としてとらえるのが、MIOSの考える造作家具の在り方・デザインアプローチです。

建物の設計と一体でデザイン・施工することで、家具単体で主張するのではなく「暮らしと自然に調和する」住まいが実現します。

「キッチン横のパントリー棚は買い物から帰ってきたらすぐしまえる位置に」

「子どものスタディスペースはリビングから見守れる位置に」

そんな暮らしのリクエストを造作家具で叶えることも可能です。

注意点としては、床・建具・壁材との素材感や色味の統一感を意識することと、作り込み過ぎると将来的に用途が変わったときに対応しづらくなること。

それらを意識すると、空間に自然に溶け込み、長く快適に使える造作家具をつくることができます。

 

家族構成やライフスタイルに応じてミリ単位で調整

これまでに製作した造作家具の一例を挙げると、

・ダイニングテーブルとつながるキッチンカウンター

・階段ホールや廊下に設けたスタディスペース

・リビングの顔となるような最適な高さのテレビ台

・趣味のコレクションや本を収納するオープン棚

など、多岐に渡ります。

既製品の家具では「あと10cm大きければ」「微妙に高さが合わない」「少し隙間が生まれて掃除がしにくい」といった不満が生まれがちです。

造作家具ではミリ単位で調整可能なので、家族のための“ちょうどいい”サイズ感を丁寧に設計することができます。

また、見せる収納と隠す収納をうまく使い分けることで生活感を抑えながらも温かみのある空間がつくれたり、ゴミ箱を隠せるキッチンカウンターで日々の動きをラクにすることができたり、さまざまな工夫を凝らしています。

 

湖西〜菊川 デザイン住宅のMIOS
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